こんにちは、結婚指輪&婚約指輪のプロショップ開盛堂本店です。


当店は、宮城県石巻を中心に登米市、気仙沼市、塩釜市、そして福島県北部からも多くのカップルさまが指輪選びにお越しにいただいております。

ネックもあげるし、指輪もあげたら、なおかっこいいね。

婚約ネックレスをプレゼント

先日、若い20代の男性のお客さまから
「プロポーズするときに指輪ではなくネックレスを贈ってもいいのでしょうか」
とのご質問をいただきました。
なぜエンゲージリングではなくネックレスなのかお聞きしたところ、
お相手の女性からのリクエストだということでした。

たしかに大きな石を支えるソリテールタイプのリングは
普段あまり活躍の場がないかもしれませんし、
それよりはつねに身につけられるネックレスのほうが合理的との考えは
納得のいくものではありますね。
胸元に光る大粒のダイヤモンドはもちろんすばらしいものです。
顔を明るく照らし、装いにも豪華なきらめきをもたらしてくれます。

ではなぜ、結婚には指輪がつきものなのでしょうか。
エンゲージリングは婚約時に男性から女性へ、
マリッジリングは結婚式でお互いの指に交わします。
そこには指輪でなければならないたくさんの物語が秘められています。

結婚式での指輪交換

結婚指輪の起源は、古代ローマ時代にさかのぼり、
ローマ教皇ニコラウス一世が自分の結婚式で
指輪を交換したことをはじまりとする説が有力とされています。
11世紀の文献では、花婿が花嫁に金の指輪を贈り、
花嫁は花婿に鉄の指輪を贈ったという記録があります。

やがてヨーロッパに普及していった結婚指輪の習慣は、
西洋文明の渡来とともに明治時代後半ごろから日本にも広がり始めました。
そのころになると日本でもキリスト教の結婚式が行われ、
結婚の証となる結婚指輪の交換が少しずつ行われるようになってきました。

結婚指輪の起源には「お互いがお互いを愛し、慈しみます」
という結婚の誓いを目に見えるかたちで表すためだったと言われます。
もう一つには、家と家の繋がりを示す信頼の証にするためという理由もあったようです。
結婚で家と家が繋がることを重視していた中世ヨーロッパでは、
家紋が彫られた指輪をお互いが持つことで、
互いの家同士に関連があるという信頼の証としたのです。

さらに左手の薬指に結婚指輪を着けるようになった理由としては、
左手の薬指が心臓と一本の血管で繋がっていると
考えられていたためと言われています。
心臓=心にいちばん近いとされる薬指に「永遠」を意味する指輪を着けることで、永遠に相手の心と繋がると考えられました。

現代ではあまり意識されることのない結婚と指輪の関係ですが、
数多くの意味と深い歴史のうえに伝えられてきた習慣だったのです。
婚約記念のネックレスとともに、エンゲージリングも添えて
結婚指輪のエピソードを語ってさしあげるのも素敵なのではないでしょうか。

先輩カップルに聞いた、婚約指輪に関するアドバイスとは?
>>> https://kaiseido1929.co.jp/2019/10/30/couple/

結婚指輪&婚約指輪をみてみよう
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