息子のお嫁さんに私の指輪をプレゼントしたい

こんにちは、結婚指輪＆婚約指輪のプロショップ開盛堂本店です。

当店は、宮城県石巻を中心に登米市、気仙沼市、塩釜市、そして福島県北部からも多くのカップルさまが指輪選びにお越しにいただいております。

私の指輪を婚約指輪にしてほしい

先日、御子息さまの結婚に際し、お母さまの思い出の指輪を
リフォームしてお嫁さんへの婚約指輪にしたいという申し出をなさった
ご家族さまがお見えになりました。

実物を持ってお見えだったのですが、
お母さまがお父さまから贈られたのは、
1ctはあろうかという立派なエメラルドの指輪です。
５月生まれのお母さまのために、
誕生石であるエメラルドであつらえたとのこと。

すてきなお父さまです！
ご両親がご結婚なさった時には余裕がなく、
お母さまに婚約指輪を贈ることができなかったので
結婚10年目に思い切って作られたのだそうです。
出張先のタイでエメラルドのルースを探し、
日本で指輪に仕立てられたそう。

シンプルなゴールドの枠がレトロでどこか異国の香りがします。

お母さまはこの指輪をとても大切になさっていましたが、
最近はつける機会も減ってきているようで、
リフォームしようか迷っていたそうです。
そこへ息子さんの結婚話が持ち上がりました。

息子さんは30代半ばで、お母さまは内心「いい人はいないのかしら」
と気を揉んでいたそうですが、今どき30代で晩婚とも言えないので
口に出しては言わないようにしていました。

でも本心は「早く孫の顔が見たい！」。
ご結婚の報告を聞いた時には諸手を挙げて喜ばれたそうです。
お嫁さんになる方ともすっかり意気投合して、
大切な指輪をぜひ婚約指輪として使って欲しいと、
お母さまからアイデアを出して、ご家族でご来店くださったのです。

お嫁さんもお母さまから指輪を譲り受けることにとても喜び、
そんな大切なものをもらって良いのかと何度も確かめたそうです。
お嫁さんもお母さまと同じく５月生まれなので誕生石は同じ！
ますます喜びが重なります。

族さまと当店のスタッフがデザインについて話し合いを重ね、
四角いエメラルドの周りを小粒のダイヤモンドで取り巻き、
リング本体はプラチナに変更しました。
現代のエンゲージリングにふさわしい、
ゴージャスでありながら品格のあるシックな指輪に仕上がりました。

レディライクなイメージのお嫁さんにもしっくりと似合って
息子さんの様子も誇らしげに見えました。
ご家族皆さまが喜ばしいご様子でお帰りになるのをお見送りして
私たちもしみじみとうれしい華やいだ気持ちになりました。

あ、そうそう、元のゴールドの地金部分は下取りさせていただいたので
制作費を抑えることにもなったんですよ。

先輩カップルに聞いた、婚約指輪に関するアドバイスとは？
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