こんにちは、結婚指輪&婚約指輪のプロショップ開盛堂本店です。
当店は、宮城県石巻を中心に登米市、気仙沼市、塩釜市、そして福島県北部からも多くのカップルさまが指輪選びにお越しにいただいております。
近年、お母さまがお父さまからもらった婚約指輪をリフォームして
お嬢さまがご自身の婚約指輪にする、もしくは
ご子息さまが婚約者に贈る、というパターンが増えています。
ヨーロッパのビジュー・ド・ファミーユ(代々伝える家族の宝石)の
考え方が日本にも根付きつつあるのを感じます。
宝石は高価なものであるがゆえに、
贈る人、所有する人の想いを強く伝える力を持っています。
そんな祖先の想いを受け継ぎ、我が子に伝えて行くモチーフとして
ジュエリーを授けるという行為は、不安の多いこの時代において、
人々の心の安らぎとなっているのではないでしょうか。
ビジュー・ド・ファミーユの最も有名な事例はロイヤルファミリーです。
イギリス王室のリングやティアラなどの超有名ジュエリーは
いつ、誰から伝わったものかが詳らかにされ、
世界中の人々に憧れを持って注目されてきました。
日本の皇室でもティアラが受け継がれていることが知られていますね。
国連の掲げる
SDGs(Sustainable Development Goals=持続可能な開発目標)が
浸透しつつある現代においては、
ビジュー・ド・ファミーユのスタンスがぴったりマッチします。
おばあさまやお母さまから受け継いだジュエリーを
ご自身の婚約の記念にリメイクしてお使いになるお嬢さまは
とても先進的でスマートな考え方の持ち主だと思います。
そして婚約者にご自身のお母さまのジュエリーを贈る男性も。
また、ご自身が初代となって
次代に引き継ぐジュエリーを所有するというのも立派だと思います。
娘や息子、孫に気持ちを伝えるタリスマン(お守り)として、
自身がこの世を去ってからも子孫を見守るためにジュエリーをあつらえる。
そう思えば、婚約指輪への考え方が変わるのではないかと思います。
「自分たちだけの婚約指輪」から
「未来を見つめるジュエリー」へと、
一個の指輪に対する捉え方が変わってくることでしょう。
この結婚は自分たちだけのためのものではない、
そのことに気づけば、ご家族の末長い幸せに
限りなく近づくことになるのではないでしょうか。
各国の王室に倣って、ビジュー・ド・ファミーユの習慣は
世界に広めるべき美風だと、私たちは確信しています。
先輩カップルに聞いた、婚約指輪に関するアドバイスとは?
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